医療脱毛でムダ毛が濃くなる!?硬毛化の確率や予防法を解説

硬毛化

永久脱毛をするうえで効果的だといわれている、医療脱毛。しかし医療脱毛には、わずかな確率ではあるものの「硬毛化」というリスクが伴います。硬毛化とは何なのか、どのくらいの確率で起きるのか、硬毛化を予防するにはどうすればいいのか。ここでは、脱毛の施術による硬毛化について詳しく解説します。

医療脱毛による硬毛化とは?

脱毛方法には、カミソリによる剃毛、毛抜きや脱毛器による処理、ワックス脱毛、サロン脱毛、医療脱毛…というように様々な種類があります。

これらの脱毛方法にはそれぞれにメリット・デメリットがあるのですが、医療脱毛に伴うデメリットのひとつとして、「硬毛化のリスク」という点が挙げられます。

「硬毛化」ってどんな現象?

「硬毛化」とは、読んで字のごとく、「毛」が「硬くなる」現象のことを言います。

医療脱毛は本来、レーザーを照射して毛母細胞を破壊し、ムダ毛をなくしていく施術です。しかしごく稀ではあるものの、この施術によって、ムダ毛が太く硬くなってしまうことがあるのです。

背中の脱毛をするべく医療脱毛の施術を受けたところ、本来生えていたのは産毛程度のものだったのに、これが硬くなってワキ毛のような毛質になってしまった…といった感じでしょうか。

硬毛化の原因は?

実は硬毛化の原因については、未だにはっきりと解明されていません。しかし現在までの研究結果では、レーザーやフラッシュの刺激によってムダ毛の毛根が活発化し、これが太く硬くなるのではないか、と考えられています。

■産毛や細い毛は硬毛化しやすい

脱毛の施術に使われるレーザーやフラッシュには、「メラニン色素に反応して熱を生じる」性質があります。レーザー脱毛やフラッシュ脱毛ではこの性質を応用し、毛根に熱によるダメージを与えることでムダ毛の処理をしていきます。

そのため硬くて太い毛、言い換えれば、毛根がしっかりしていて黒い毛に関しては脱毛しやすいのですが、産毛などの細くて薄い毛にはレーザーやフラッシュが上手く反応せず、効果が出にくいことがあります。

そしてただ効果が出ないだけならいいのですが、人によっては施術をすることで生き残った産毛などの毛根が活性化し、硬毛化してしまうことがあるのです。

<硬毛化しやすい部位>

  • うなじ~肩甲骨あたりにかけて
  • 二の腕
  • フェイスライン周辺

硬毛化の確率はどのくらい?

気になる硬毛化の確率についてですが、これは調査する国や施術を受ける機関、使用する器材などによって大きく異なります。

例えばスペイン人を対象に行った調査では約10%の確率で硬毛化が起きていますが、日本のメンズエステを対象に実施した調査では、硬毛化は0.3%の確率でしか起きていません。

また同じく日本の脱毛クリニックを対象とした調査でも、硬毛化の確率は0.1%以下という結果になりました。

日本で施術を受けた場合の硬毛化の確率は、ごくわずかなものです。しかし一定の確率で硬毛化が起こるということに変わりはありませんので、施術を受ける際はその点について理解しておく必要があります。

医療脱毛VSサロン脱毛。硬毛化しにくいのはどっち?

現在、プロによる脱毛方法としては、美容クリニックなどの医療機関で行う「医療脱毛(医療レーザー脱毛)」と、エステサロンなどで行う「サロン脱毛」がメジャーです。

では、医療脱毛とサロン脱毛、硬毛化が起こりやすいのはどちらなのでしょうか。

硬毛化はどちらの脱毛法でも起こり得る

硬毛化は、レーザーやフラッシュの照射によって毛根が活性化することで起きると考えられています。

そして医療脱毛にしてもサロン脱毛にしても、「光を照射する」という施術の基本的な方法に違いはありません。異なるのは照射できる光のパワーで、医療脱毛の場合は施術をするのが医療資格保有者であるため、より強いパワーの光を照射することが認められています。

そのため医療脱毛だから安心、サロン脱毛なら大丈夫ということはなく、どちらの施術を受ける場合でも硬毛化が起こる可能性は否定できません。

サロン脱毛の方がハイリスクという説も…

硬毛化のリスクは、強いパワーの光を照射するよりも、弱いパワーの光を何度も照射する方が高くなると言われています。

照射する光のパワーが弱くなるとそれだけ毛根内のメラニン色素と反応しにくくなり、十分な脱毛効果が得られなかったり、中途半端に毛根を刺激することで硬毛化を引き起こしたりする可能性が高くなってしまうのです。

この点、脱毛サロンやエステサロンでは医療行為が禁止されており、照射できる光のパワーが大きく制限されています。そのため弱いパワーの光を複数回に分けて照射せざるを得ず、その分、医療脱毛に比べて硬毛化のリスクが高くなる可能性があるのです。

硬毛化を予防するにはどうすればいい?

脱毛をしてスベスベのお肌を手に入れるはずが、反対に毛が濃くなってしまった…。なんてことになっては、大きなショックを受けてしまいますよね。

では、硬毛化を予防するにはどうすればいいのでしょうか。

数種類の機械を導入しているクリニックがおすすめ

硬毛化は、一定の確率で起きる可能性がある現象です。そのため、硬毛化の確率をゼロにすることは難しいのですが、ある程度リスクを軽減することは可能です。

そこでまずおすすめしたいのが、数種類の機械を導入しているクリニックで施術を受ける、という対策です。

ムダ毛の特徴・性質には個人差があり、同じ機械で施術をしても効果のあらわれ方は人によって異なります。

この点、クリニック内に数種類の機械があれば、毛質に合わせた施術をすることができます。毛質に合わせた施術ができるということはそれだけ脱毛効果が高くなるということですので、硬毛化のリスクを軽減することができるのです。

施術前に日焼けしないようにする

統計によると、白人よりも有色人種の方が、日焼けをしていない人よりもしている人の方が、硬毛化する確率が高いことがわかっています。

日焼け後の肌への施術は火傷や赤みといったトラブルの原因になることもありますので、硬毛化を防ぐためにも、また、肌トラブルを防ぐためにも、施術前はなるべく日焼けしないよう気をつけましょう。

硬毛化してしまった場合の対処法は?

医療脱毛やサロン脱毛によって硬毛化してしまった場合、残念ながら自分ではこれを改善することができません。

では、施術による硬毛化が起こった場合、どうすればいいのでしょうか。

レーザーの種類を変えて施術してもらう

硬毛化したムダ毛に対しては、医療レーザー脱毛による施術が効果的です。

レーザーのパワーを変えたり、使用する機械の種類をかえたりすることで、硬毛化したムダ毛の毛根を確実に弱らせていくのです。

実際、アレキサンドライトレーザーによる施術によって硬毛化したという人に対してヤグレーザーを使ったところ、硬毛化が改善された、という報告も存在します。

施術を受けるクリニック・サロンの保証体制をチェック!

医療脱毛やサロン脱毛をする場合、硬毛化のリスクについては必ず考えておかなければなりません。

そこでぜひ確認したいのが、施術を受けるクリニックやサロンの保証体制です。

硬毛化が起こった場合にどのような対処をしてくれるのか、無料で対処してくれるのか、そこのクリニック・サロンで過去に硬毛化を起こした人はいるのか、といった点について、事前にしっかり確認しておきましょう。

まとめ

わずかな確率ではあるものの、医療脱毛やサロン脱毛には「硬毛化」のリスクが伴います。ただし、施術前に日焼けしないようにしたり、施術を受けるクリニックを慎重に選んだりすることで、そのリスクを軽減することは可能です。医療脱毛を検討している方は、そのクリニックでどのようなレーザー機器が使われているのか、保証体制はどうなっているのか、といった点についてチェックするところから始めてみてはいかがでしょうか。

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